風呂なし物件のメリット・デメリットや売却する方法を解説!
一般的に「風呂なし物件」というと生活が不便になるため、デメリットしかないと思われがちです。
「風呂なし物件を売却したいけど買い手が見つからないのではないか」と悩む方もいらっしゃるでしょう。
今回は、風呂なし物件のメリット・デメリットや風呂なし物件を売却する方法について解説します。
風呂なし物件のメリットとは?
風呂なし物件のメリットは、お風呂以外の間取りを広く確保できることです。
お風呂を設置するにはバスタブ・洗い場・脱衣場のスペースを確保しなければなりませんが、お風呂がなければこれらのスペースをすべて省けます。
水道代とガス代を節約できることも風呂なし物件のメリットです。
総務省の家計調査によると、単身世帯のガス・水道代は平均で毎月約5,100円となっていますが、単身者は料理をしないケースも多いため、お風呂が占めるガス・水道代の割合は高いと予測されます。
ガス・水道代がすべてカットできるわけではありませんが、毎月の支払い額を削減できれば家計にとって大きなメリットとなり得るでしょう。
風呂なし物件のデメリットとは?
風呂なし物件のデメリットは、自宅で入浴ができず生活が不便になることです。
銭湯を利用することが一般的ですが、お金が必要なうえに毎回外に出向かなくてはなりません。
風呂なし物件の場合、ガス設備がない可能性があることもデメリットです。
都市ガスとプロパンガスがどちらも設置されていなければ、料理はカセットコンロやIH調理器でおこなうことになり、電気給湯器がなければ水道からお湯を出すこともできません。
また、風呂なし物件は一般的な物件と比較すると、売却価格が低い傾向にあることもデメリットです。
風呂なし物件を売却する際に相場価格で売りに出しても、購入希望者はなかなか現れないことがあります。
風呂なし物件を高値で売却したい場合にはいくつかの工夫が必要となります。
風呂なし物件を売却する方法とは?
風呂なし物件を高値で売却するには、不動産売買が活発になる時期に売りに出すことをおすすめします。
新生活のスタートや転勤・移動などで需要が高まる2~3月・9~11月は、購入希望者が増える傾向にあるため高値で売却できる可能性が高まるでしょう。
風呂なし物件だからこそのメリットをアピールすることも有効です。
「風呂場ない分他の間取りが広くなる」「水道代とガス代が節約できる」というメリットを伝えることで、購入希望者の不安を解消することが大切です。
銭湯が近くにあれば風呂なし物件でも構わないと考える方も多くいるため、近所に銭湯がある場合は忘れずに伝えるようにしましょう。
また、風呂なし物件の価値を高めてから売却する方法もあります。
たとえば、物件を取り壊し更地にしてから売却したり、お風呂を設置してから売りに出したりなどすれば、高値での売却に期待できます。
まとめ
今回は、風呂なし物件のメリット・デメリットや風呂なし物件を売却する方法について解説しました。
買い手が見つからないからといって安易に値引きするのではなく、風呂なし物件であることのメリットを最大限アピールしましょう。
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