建物構造が木造の場合のメリットとデメリットを解説!

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建物構造が木造の場合のメリットとデメリットを解説!

建物の構造として、木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造・鉄骨鉄筋コンクリート造などが一般に広く知られています。
不動産を購入する場合、こうした建築構造も特性をチェックしておくと良いでしょう。
そこで今回は、建物構造が木造の場合のメリット・デメリットについて、解説します。

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建物構造が木造であるメリット

木造のメリットとしてまず挙げられるのは、価格の安さです。
鉄骨やコンクリートを使用する工法と比較すると、木造で家を建てた場合にかかる費用は大幅に抑えられます。
その理由は、基礎工事の手間と工賃・防さび加工処理といったプロセスの違いが、価格に反映されるからです。
また、木造は、通気性が良く湿気を適度に逃がしてくれるため、高温多湿な日本の住まいに適していると言われています。
建築資材に用いられるスギ・ヒノキ・ブナといった木材は、鉄やコンクリートと比較して断熱性が高く、快適に住める建築構造です。
さらに、燃えやすいと思われがちな木造ですが、火事になっても柱の表面が黒く炭化することがほとんどで、内部まで激しく燃えるには時間がかかります。
現在では、技術の発展によって、耐久性や耐震性にすぐれた木造も多く存在しています。

建物構造が木造であるデメリット

建築構造が木造だと、騒音に悩まされやすいのがデメリットです。
通気性の良い木材は音も通しやすく、近隣住宅や道路からの騒音が室内に入りやすくなります。
独立した戸建て住宅であっても、防音が十分でなければ、騒音でトラブルが発生することもあるでしょう。
ただし、新しく建てられた木造のなかには、建材によって、防音・遮音効果を持つものも珍しくありません。
また、断熱性の高い素材である木材ですが、気密性は低いため、エアコンが効きにくくなる点もデメリットです。
木という材質自体の断熱性は高くても、エアコンの冷気や暖気を逃がしやすい点に注意して、エアコンを設置しなくてはなりません。
さらに、木造ならではのデメリットとして、シロアリ被害に遭いやすい点もデメリットでしょう。
木材を食べるシロアリは、暗くて湿気の多い場所を好むため、気が付くと建物の構造にまで被害が及ぶこともあります。
シロアリの被害に遭うと、建物の修繕や駆除に費用がかかるため、注意しなくてはなりません。
そのほかに、木造は鉄筋コンクリートと比較して、耐久性や強度が低いと言われています。
ただし、新耐震基準で建てられた木造は、震度5強~震度7程度までの地震でも倒壊を防止するように定められています。
そのため、耐用年数の短い木造であっても、定期的なメンテナンスを実施すれば、長く住める家となるでしょう。

まとめ

建物構造が木造の場合のメリットやデメリットを解説しました。
木造には、費用が安く通気性が良いといったメリットがあります。
反対に、通気性の良さが騒音やエアコンの効きにくさにつながる点が、デメリットです。
それぞれの特徴を考慮して、検討してみてください。
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