プレハブ住宅とは?購入のメリットとデメリットをご紹介!
プレハブ住宅をご存じでしょうか。
工事現場で事務所として建てられるプレハブ小屋を想像された方もいらっしゃると思いますが、少々違います。
今回は、プレハブ住宅とはどういう住宅か、そのメリット・デメリットについてご紹介します。
プレハブ住宅の購入:プレハブ住宅とは?
プレハブ住宅とは、住宅建築に必要な柱・梁などの多くの部材を工場で製造・加工をして組み立て、現場でそれらを住宅としてさらに組み立てる工法でできた住宅です。
一般的な住宅は、部材の製造・加工から組み立てまでを現地でおこないますが、プレハブ住宅の場合、現地での作業は組み立てが主になります。
プレハブ住宅の種類には、鉄鋼系、木質系、コンクリート系、ユニット系とあります。
プレハブ住宅に似たものに、ユニットハウスがありますが、ユニットハウスは工場で箱型構造になるまで組み立て、現地に移動して残りを組み立てます。
プレハブ住宅が部材、部品を工場内で組み立てるのに対し、ユニットハウスは工場内で住宅の形に近い状態まで組み立てられます。
プレハブ住宅の購入:そのメリットとは?
プレハブ住宅購入のメリットは、機械が製造する部分が多いため、人件費が抑えられ低コストで、工期期間が短くてすむことです。
低コストのおかげで住宅自体の価格もリーゾナブルで、また通常なら完成まで数か月かかるのに、たとえばユニット系なら1日で組み立てられるケースもあります。
さらに工場での機械製造により部材を正確に加工できることから、ムラがなく品質が均一で安定しています。
現場では難しい特殊な加工や塗装など、付加価値のある技術、性能で製造された部材は高品質で、住宅の耐震性、省エネ、レジリエンス性などのレベルを高めます。
リーゾナブルな価格で高品質の住宅に短期間で住むことができるのは魅力的なメリットです。
プレハブ住宅の購入:そのデメリットとは?
ではデメリットはと言うと、注文住宅のようにデザインに自由度がないことです。
規格化された既製品の部材を使用するために、デザインの変更をすることも難しいです。
また、プレハブ住宅は建築基準法の制限を受けているために、大規模なリフォームをすることができない場合があります。
法律による制限だけでなく、プレハブ住宅はもともと頑丈な組み立てなので、リフォームをするにも高い技術が必要で費用が高くなる可能性が高いです。
まとめ
プレハブ住宅は、高品質の住宅をリーゾナブルな価格で早く建てられるのが魅力的です。
しかし、プレハブ住宅の購入には、建築基準法による制限のほか、インフラや設備を敷くにも費用が掛かる場合もあります。
災害時に強い、頑丈な住宅が望まれる昨今、プレハブ住宅は、選択肢のひとつとしておすすめできます。
メリット・デメリットと、トータル的な費用のほか、家族構成やライフプランを考えて検討されてみてはいかがでしょうか。
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