ローンを利用して土地を購入する方法と流れや注意点
居住用の住宅を建てるための敷地の購入資金として住宅ローンを借りられますが、融資は建物が完成した後になるので敷地を先に買う場合には一時的に自己資金が必要です。
この記事では、土地を買うときに使えるローンをご紹介するので、土地の購入をお考えの方はお役立てください。
土地を購入するときに使えるローン
建物と敷地は一本化して住宅ローンが組め、一般的に低金利なので利用する方が多くなります。
しかし融資時期が建物の完成後になるため、敷地を先に買う際には一時的に自己資金で賄う必要があります。
このため、一時的に「つなぎ融資」を活用して敷地の購入代金のほか建物の着工金などに充て、住宅ローンの融資を受けるタイミングで清算するのが一般的です。
また、敷地に家を建てることを条件として、抵当権を設定したうえで敷地の購入代金を借りられる「土地先行融資」もあります。
こちらは、建物が完成した時点で建築費用の融資を追加する方式になります。
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ローンを利用して土地を購入する際の流れ
買いたいと思った物件を見つけたときは不動産会社へ買付証明書の提出をおこない、融資を受けられるように敷地の評価を進める流れになります。
土地の評価方法には、公示地価、基準地価、路線価、固定資産税評価額の4つがあり、信憑性の高いと見なされるのは地価公示法に基づき評価される公示地価です。
しかし、公示価格は活用できるデータが一部に限られるため、公示地価では算出されない地域の地価も算出できる基準地価を融資の審査に活用するケースが多くなります。
路線価の評価額は公示地価の8割程度となり、固定資産税評価額は公示地価の7割程度となるケースが多いでしょう。
評価額をもとに金融機関に対して事前審査を申し込み、融資額の確定を踏まえ、不動産会社で売買契約を締結するのが一連の流れになります。
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ローンを利用して土地を購入する際の注意点
つなぎ融資は抵当権を設定する必要がなく無担保で融資を受けられますが、金融機関にとってはリスクが高いため、金利が高めに設定されることが多くなります。
また、減税制度を利用できないのが注意点の一つとしてあげられます。
土地先行融資は、つなぎ融資に比べて低金利で済むほか、減税制度を受けられるケースもあるのですが、抵当権を設定する必要があるため諸費用がつなぎ融資よりも高めです。
どちらも、住宅ローンと比べ高い金利になる傾向があるので、資金計画はそれらの利息も含んで立てるのが、注意点と言えます。
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まとめ
敷地を先に買う際に、住宅ローンの代わりに使えるつなぎ融資と土地先行融資をご紹介しました。
無担保で融資が受けられる、減税制度が受けられる、などのメリットがある一方で、どちらも金利が高い傾向にあるため注意が必要です。
資金計画を立てる際には、利息も含めたうえで検討しましょう。
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