住宅性能評価書とは?不動産購入の際に取得するメリットとデメリット
長く住み続けることになるマイホームなどの不動産を購入する際はもちろん、中古住宅を売却する際なども、住宅そのものの品質にもしっかりと目を向けておきたいですよね。
今回は、不動産の購入や売却の際に役立つ「住宅性能評価書」についてお話していきます。
メリットとデメリットの両方を客観的に見ることができるで、よりよいマイホーム購入がしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
不動産の購入や売却の際に耳にする「住宅性能評価書」とは?
「住宅性能評価書」とは、住宅性能表示制度において不動産購入などの際に住宅の品質を見極める基準のひとつとなるものです。
費用がかかりますが、新築住宅・中古住宅ともに住宅性能評価書の交付が可能です。
また、新築住宅と中古住宅では、調査内容や評価書に記載される内容は異なります。
たとえば、新築住宅において評価されるのは、耐震性・耐久性・省エネ性・バリアフリー性をはじめとした10分野の住宅性能です。
また、「設計住宅性能評価書」と「建設住宅性能評価書」の2種類が存在します。
新築住宅・中古住宅どちらのケースでも、「住宅の品質確保の促進等に関する法律」に基づいた評価がおこなわれ、調査結果を元に住宅性能評価書が作成されます。
不動産を購入する際に住宅性能評価書を取得するメリット
マイホームなどの不動産を購入する際に住宅性能評価書を取得するメリットは、住宅の性能が可視化されること、第三者となる専門家による信頼度の高い評価が受けられることなどがあげられます。
さらに、住宅金融支援機構の住宅ローン「フラット35」の金利引き下げの対象となる点、国土交通省の「すまい給付金」の申請書類に使用できる点、地震保険料の割引が受けられる点、贈与税の非課税枠が拡大される点など、経済的なメリットが多い点も魅力です。
不動産を購入する際に住宅性能評価書を取得するデメリット
反対に、マイホームなどの不動産を購入する際に住宅性能評価書を取得するデメリットと言えるのは、取得に相場10万円ほどの費用がかかることです。
また、新築住宅において住宅性能表示の等級を上げたいという場合などは、その分建築コストがかさんでしまうため、費用面ではデメリットに感じることがあるかもしれません。
しかし、その費用は単なる支出というわけではなく、家族の安心・安全・快適な暮らしへの投資となるものです。
ぜひ、住宅性能表示制度と住宅性能評価書を活用して、よりよい住宅の購入を視野に入れてみましょう。
まとめ
新築住宅にしろ中古住宅にしろ、せっかく不動産を購入するのなら、より優良な住宅を購入したいと考えるのはごく当たり前のことですよね。
住宅性能評価と住宅性能評価書を上手に活用して、満足のいく不動産購入を目指しましょう。
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