不動産の売却をする際に現状渡しってどうなの?メリットとデメリットをしっかり解説!
せっかく不動産を売却するなら、トラブルなくスムーズな売却になるように心がけたいものですよね。
とくに、マンションや一戸建てなどの不動産の売買では、下調べを少ししておくだけで回避できるトラブルが多いってご存知ですか?
今回は、不動産売却時に「現状渡し」するメリットとデメリットについて見ていきます。
不動産の「現状渡し」とは?売却時のメリットについても解説!
マンションや一戸建てに限らず不動産の売買を検討する際には、不動産会社や宅地建物取引士などの専門家にお世話になることが多いかと思います。
しかし、スムーズな売却とトラブルのない売却のためには、売主としての基本的な知識を身につけておくに越したことはありませんよね。
まず知っておきたいのは、不動産売買においては、不動産をどの状態で引き渡すかということを売買契約書に記載する必要があるということ。
不動産の「現状渡し」は「現状有姿渡し」とも呼ばれ、現在のそのままの状態の不動産を買主に承知してもらった上で売却する方法です。
現状渡しを選ぶメリットとしてあげられるのは、売主側が事前に補修費用などを負担しなくてもよい点や築年数の経過した物件でも早めに売却できる点。
またできるだけ早く売却したいという時などは、契約不適合責任が免責になるというメリットがある、不動産会社に現状渡しで買い取ってもらうという方法もおすすめです。
不動産の売却時に現状渡しするデメリットをしっかり確認!
一方で、現状渡しをする場合は、住宅に目に見える問題点が多いほど相場よりも売却価格が安くなってしまうこと、リスクが高い物件と判断され買い手の絶対数が減る恐れがあることなどがデメリットとしてあげられます。
また、意外と勘違いをしている方が多いのが、多くのトラブルの元となってしまう「瑕疵」の法的責任に関する問題。
現状渡しで売却をするからと、住宅の欠陥などの不都合なことを買主に隠すことは許されません。
後々に契約不適合責任を負うトラブルの元をつくってしまうことのないように、過去の修繕履歴などの告知とともに、ドアの建つけ・窓ガラスのひび・壁の傷・設備の不具合などに関する小さな不具合がある場合も、売買契約書などを通してきちんと買主に告知できるように準備をすすめましょう。
わからない点や不安な点がある場合は、不動産会社に相談をするように普段から心がけておくと安心です。
まとめ
売主にとってメリットの大きい「現状渡し」でおこなう不動産の売却。
不動産会社を通す場合は、トラブルなく済ませられることと思いますが、もし、個人間で売買をする場合は、より安心・安全な取引のためにも、インスペクションを徹底するなどの気配りを忘れないようにしましょう。
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