不動産購入時に利用する住宅ローン!審査の流れや基準とは?

不動産購入・売却注意点

不動産購入時に利用する住宅ローン!審査の流れや基準とは?

不動産購入の際は、住宅ローンを利用したい方がほとんどでしょう。
しかし、住宅ローンを借り入れるには、一定の基準を満たし審査を通過しなければなりません。
今回は、ローンでマイホーム購入を検討している方に向けて、審査の流れや基準について解説します。

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不動産購入時の住宅ローン審査の流れ

ローン借り入れまでの基本的な流れは以下のとおりです。

●事前審査に申し込む
●事前審査
●本審査を申し込む
●本審査
●住宅ローン契約
●借り入れ


上記の流れからもわかるように、本審査の前に簡易的におこなわれる事前審査があります。
この事前審査で年齢や年収、職業、健康状態からみる返済能力を重点的に審査し、融資可能額などを確認します。
事前審査には3~4日程の期間を要し、通過した人のみ本審査の申込に移ります。
本審査ではさらに細かく精査するため、結果が出るまでに1週間程の期間が必要です。
事前審査時と大幅に変更されたことがなければ、問題なく通過できるでしょう。

不動産購入時の住宅ローン審査基準

住宅ローンの審査にはさまざまな基準がありますが、そのなかでも特に重視される4項目をそれぞれ解説します。

年齢

ほとんどの金融機関では、完済時の年齢が80歳未満であることを条件に住宅ローンの融資をおこなっています。
たとえば、35年でのローンを希望していても、借入時の年齢が45歳だった場合審査の通過は極めて難しくなるでしょう。

健康状態

住宅ローン契約者の万が一の事態に備えて、団体信用生命保険への加入が必須条件となっていることも多いです。
持病がある方や健康診断の結果が思わしくない方は、保険へ加入できない可能性が高く、必然的にローンの審査通過も難しくなります。

担保評価

何らかの事情によりローンの返済が困難になった際は、担保となる不動産(購入した不動産)を売却し残りのローン返済分を回収します。
そのため、担保評価が高い不動産ほど審査で有利になる一方、築年数があまりに古い中古物件は担保評価が低く、審査に落ちてしまう可能性も否定できません。

年収や勤続年数

年収や勤続年数は、返済能力を判断するうえで非常に重要な項目です。
会社員や公務員に比べ、収入が不安定になりやすい自営業の方は特に厳しくみられます。

まとめ

審査通過に向けて、住宅ローンを申し込む前に、返済額や返済期間に無理はないか、現在の勤務状況なども踏まえて再度見直してみることをおすすめします。
また、審査基準は金融機関ごとに定められており、1つの審査に落ちてしまったからといってすべての銀行でローンが組めないわけではありません。
複数の銀行を候補にして、情報収集に努めましょう。
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