長く暮らせる家「長期優良住宅」の戸建て購入のメリットやデメリットとは?
一度マイホームを購入しても、家族が増えたり年齢に伴い足腰が弱ったりと、ライフスタイルの変化をきっかけに買い替える人も多いでしょう。
しかし、せっかくマイホームを購入するなら、長く同じ家で暮らせたら素敵ですよね。
そんな願いを叶えてくれるのが「長期優良住宅」と呼ばれる物件です。
ここでは、長期優良住宅とは何なのか、また購入するメリットやデメリットについてご紹介します。
戸建て購入時も安心の国土交通省のお墨付き!長期優良住宅の認定基準とは
「長期優良住宅」とは、国土交通省が定めた長期優良制度における基準を満たした住宅のことで、長く快適に暮らせる住宅として注目を集めています。
長期優良住宅に認定されるための主な基準は以下の9つです。
●将来のバリアフリーリフォームに対応できる「バリアフリー性」
●ライフスタイルの変化に合わせた間取り変更ができる「可変性」
●地震に強い「耐震性」
●次世代省エネ基準に適合した断熱性能など「省エネルギー性」
●良好な景観など維持、向上に配慮された「居住環境」
●定期的な点検や補修など「維持保全計画」
●「維持管理や更新の容易性」
●数世代にわたって使用できる「劣化対策」
●75㎡以上、かつ少なくとも1つのフロア面積が40㎡以上の「住戸面積」
上記のような、長く住み続けるために必要だと思われる基準を満たした住宅は「長期優良住宅」に認定されます。
戸建て購入で長期優良住宅を選ぶメリットとは?注意点もご紹介!
長期優良住宅は、長く住み続けられるというメリット以外に、税金面でのメリットもあります。
ひとつは、住宅ローンを利用してマイホームを購入した際に、毎年ローン残高の1%を所得税から控除される「住宅ローン控除」です。
通常であれば、最大400万円までの控除ですが、長期優良住宅では最大500万円まで控除されます。
また、登録免許税の税率が通常よりも低いほか、不動産取得税の控除額が増えたり、固定資産税の減税措置の適用期間が延びたりと、税金面で得をするのも長期優良住宅のメリットです。
ただし、長期優良住宅は建築するのに時間を要し、一般住宅よりもコストがかかってしまいます。
また、建築後の申請にも手間がかかるうえ、申請費用がかさむのがデメリットです。
自分で申請する場合は5~6万円、ハウスメーカーなどに依頼する場合は数十万円かかることもあるため、念頭に置いておきましょう。
まとめ
長期優良住宅は、建築時や申請時にコストがかかるものの、一度購入したら長く住み続けることができるうえ、税金面でのメリットもあります。
ただし、近年は一般住宅でも質の高い住宅が多く普及しているため、自身のライフスタイルに合った家を見つけてくださいね。
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