建築条件付き土地とは?購入の際の注意点や建売住宅との違い!
「建築条件付き土地」と呼ばれる土地には、建てられる建物に制限があるのかなどの疑問を抱いている方が多いかと思います。
この記事ではマイホームの購入をご検討中の方に向けて、建築条件付き土地とは何か、また建売住宅との違いと購入時の注意点についてご紹介します。
土地の購入で気になる建築条件付き土地とは
建築条件付き土地とは、文字どおり建築条件の付いた土地です。
その条件とは、一定期間内に指定した建設業者で家を建てるというものであり、買主は購入したらその条件を満たさなければなりません。
また建築される家のプランは大まかに決められていることが多く、その範囲内で買主の希望を叶えるスタイルが、買主の希望を基本として建てる注文住宅とは大きく異なります。
そのため、建築条件付き土地は「売り建て住宅」とも呼ばれます。
土地の購入で気になる建築条件付き土地と建売住宅の違い
建売住宅とは完成した家を土地も含めて購入できる物件を指し、間取りの変更はできません。
建築条件付き土地は建物が建っていない状態で購入し、間取りの変更ができる点が建売住宅と違います。
そして、それぞれ異なったメリットがあります。
建築条件付き土地のメリット
建築条件付き土地のメリットは、割安で購入できることと、ある程度好みに合った家がスピーディに建てられることです。
さらに、仲介手数料は土地だけにかかるので、購入にかかる費用を抑えられます。
建売住宅のメリット
建売住宅のメリットは、契約後でも手付解約期限までに手付放棄によって解約できる点です。
また、建物が完成し引き渡されるまで、ローンの金利が発生しない点もメリットといえます。
建築条件付き土地を購入するときの注意点
建築条件付き土地を購入する際には、以下のような注意点に気を付ける必要があります。
●売買契約から建築工事請負契約までの期間
●仲介手数料は土地に対してのみ
●建売住宅と同じ扱い
建築条件付き土地では売買契約のあと一定期間内に建築工事請負契約を結ぶことが条件となっています。
しかし、この期間が3か月未満の場合は独占禁止法に抵触する恐れがあるため、3か月以上の期間が設けられているかチェックしましょう。
また、建築条件付き土地の購入では、仲介手数料が土地だけに生じることも注意点です。
さらに、建築条件付き土地には自由に設計できるものと、建売物件のように自由度が低いものがあります。
そのためどこまで希望を叶えたいのか、建売物件のようなもので良いのか、十分に検討しておくことも注意点の1つです。
まとめ
建築条件付き土地には、一定期間内に指定した建設業者で家を建てるという条件があります。
割安で購入できる点やスピーディに建てられる点などのメリットはありますが、工事請負契約までの期間や仲介手数料などに注意点もあるので、覚えておきましょう。
高知市の新築購入・不動産売却は有限会社パークホームへ
お客様の住まい探しをサポートいたします!
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓
有限会社パークホーム スタッフブログ編集部
高知市でなかなか希望に合う物件が見つからない、そんな方は有限会社パークホームまでご連絡ください。当社スタッフが、皆様のご要望に合う物件をご提案いたします。様々なご希望に合った物件探しのお手伝いをするため賃貸物件等に関する記事をご提供します。