不動産を隣人に売却するメリットとは？気をつけるべきことは？
不動産を売却するとき、駅から遠いなどのマイナス要因があると広告に出してもなかなか売れないこともあります。
しかし一般の人には需要があまりない土地であっても、その土地の隣人にはニーズがあることもあります。
今回は不動産売却を検討されている方に向けて、土地を隣人に売却するメリットと注意点をご紹介します。
高く売却できる？不動産を隣人に売却するメリットとは？
土地などの不動産を隣人に売却するメリットは、相場よりも高く売れる可能性が高い点でしょう。
たとえば売却する不動産が不整形な形や旗竿地である場合や駅から遠いエリアなどの場合、普通に売り出してもあまり高い価格での売却は望めないでしょう。
しかし隣人に売却する場合、その土地を購入することで隣人にとってメリットがあるのであれば相場より高く売れることがあります。
隣人にとってメリットがある場合とは、二つの土地を合わせてアパートやマンションの用地として活用したいときや家族が隣の土地に建物を建てたいなどのケースです。
隣人の土地が不整形な形をしている場合、隣の土地を購入して環境が良くなるのであれば是非欲しいというケースも多いですね。
土地が広くなれば日当たりも良くなり、整形地になれば資産価値も高まります。
また隣人が土地を購入する場合、すでに条件や環境について知っているため売買取引がスムーズに進められるのもメリットです。
売却活動が長引くことも避けられるので、売却不動産の需要が低そうであればメリットが大きいでしょう。
口約束は厳禁！不動産を隣人に売却するときの注意点
隣人に不動産を売却する場合、一般的な売却とは違う注意点があります。
まずたとえ親しい仲であっても、必ず不動産業者に仲介を依頼することをおすすめします。
特に売却価格に関しては安易に口約束などをするのはNGです。
さきほどメリットでふれたように市場価格よりも高く売れる可能性もあるので、しっかりプロの査定を受けてから売却価格を検討しましょう。
うっかり売却価格を口に出してしまうと、それ以上高く売ることは望めないので注意が必要です。
また契約などに関しても後々のトラブルを避けるために、書面で残しておくことが大切です。
売却時のトラブルに関しても不動産業者は経験豊富なので、お任せするのがおすすめです。
まとめ
今回は不動産売却を検討されている方に向けて、土地を隣人に売却するメリットと注意点をご紹介しました。
土地などの不動産を隣人に売却すると、売却活動も短縮できる上に相場より高く売れる可能性が高くメリットが大きいです。
しかしお互いの信頼関係を壊さないためにも、価格交渉などに関しては専門家に任せるのがおすすめです。
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