マンション最上階を良い条件で売却するポイントとは
ペントハウスなど、マンション最上階のお部屋は誰もが憧れる人気物件です。
その分購入価格も高く、大切に住まわれる方も多いと思いますが、人生には何が起きるかわからないもので、売却の必要が出てくる場合もあります。
今回はそのいざという時のために役立つ情報をお届けします。
資産価値は高い？マンション最上階の人気の秘密
高額でかつ人気の最上階のお部屋は、当然資産価値も高い物件です。
資産価値が高い理由には、何よりも眺望が良いことが挙げられます。
周りに高い建物があれば話は違ってきますが、最上階であれば遠くの景色まで見渡すことができるので、場所によっては天気が良ければ富士山が見渡せることもあるかもしれません。
また物件の間取りもほかの階の住居とは異なり、広くとられているケースも多くあります。
階段状のマンションの場合には、下の階の屋根に相当する部分がルーフバルコニーになっている場合も多く、付加価値を生み出します。
そのほかに人気の理由として、日当たりの良さや風通しの良さも挙げられます。
そして最上階ならでは「上の階からの足音や物音がしない」ことも人気の理由の１つですし、プライバシーが守られることも大きなメリットです。
またこれは最上階には限りませんが、一定の高さのあるマンションの場合は虫が入ってきません。
人が一番くつろげる場所である自宅は、気持ちよく生活できる環境が非常に大切な条件ですので、最上階のお部屋に人気が出るのは、誰もが納得するところです。
売却時のポイントは？デメリットのフォローもお忘れなく
一方で値崩れしやすい物件だということも事実として把握しておく必要があります。
不動産には限りませんが、付加価値の高いものは景気が悪くなると価値が下がるといった情勢があります。
景気が悪い時には誰しも不必要な贅沢は避ける傾向にありますので、そういったリスクも認知しておきましょう。
ただし不動産の値崩れなどは、素人にはなかなか察知できないものでもあります。
そういう場合は専門家に相談するのも1つのポイントですので、ツテを使うなどしてあらかじめ専門家をご紹介していただくようにしましょう。
また、景気に左右される以外にもいくつかのデメリットがあります。
太陽の熱を遮る上階がないため、冷房が効きにくい
エレベーターの待ち時間や移動時間が長い
地震などの災害時に影響を受けやすい
水圧が弱い
などは、購入者が最上階の物件を検討する際に悩むポイントです。
少しでも高く売却するためには、デメリットのフォローができるように準備をしておくことも必要です。
また、住居としてではなく不動産投資をしている方に売却することも高く売るポイントです。
住居としてではない場合は、デメリット部分には重要視しないケースがあるためです。
まとめ
マンション最上階の売却についてご紹介しました。
人気の物件といえど、いつでも高額で取引できるとは限りません。
少しでも有利に売却できるよう、事前にメリットとデメリットを把握しておくことをお勧めします。
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